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今日のお客様;打ち直しってどうするの? [もめんふとんとリフォーム]

やはり春ですねえ~


今日一日でもめんふとんの作り直しのご注文がたくさんありました


5件のお客様、組ふとんが4組、敷ふとんが2枚、掛ふとんが一枚


八端判座布団が5枚、長座布団が2枚



少し前からもめんふとん作り直しの問合せやご注文が多くなってきました



もめんふとんは今でも健在です






もめんふとんの《打直し》について、今日は少し説明しましょうか?


古いふとんを解体して機械で綿をほぐして、玉綿の状態に戻します

それを職人が1枚のおふとんに仕立て上げるのです。



まず、側をほどいた綿の状態のおふとんをこの機械でほぐします

固まった綿をほぐして短くなった繊維やホコリを取り除き、

大きなつめでほぐしています。

ほぐれた綿状になったものを製綿機のほうへ送り込みます。


機械の右側から古い綿が入っていって、

左側から大きな筒を通って製綿機へ自動的に送り込まれていきます


雪のように見えるものは、取り除いたほこりや短い繊維です。














製綿機です。大きな機械です。一連の動作を全て機械の中で行います。
















綿をシート状にして何層にも重ねていきます。

この中を通る時に熱風で乾燥殺菌をします。もちろんダニも全滅します。



















規定の量になったら1枚分にカットします。



綿の暑さは綿の質によって変わります。

1枚の重さが約375グラムになるよう調整していきます


古くても綿の状態がいいものほどきれいな綿になってで打ちあがります。

この打ち上がった状態がおふとんの仕立てにもたぶんに影響してきます。
















一枚1枚のきれいな綿に生まれ変わります

これを玉綿と言います。


掛ふとんには約10枚、敷ふとんには約16枚使ってお布団は仕立てられます。















ここまでが木綿綿の打ち直しの工程です。







これからはお布団の仕立てになります・・・・・・・・・















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