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おふとんのここが知りたい;羽毛リフォーム出来上がりまで;その2 [おふとんここが知りたい]






羽毛ふとんのリフォームを実際にお作りしているところです。







まず羽毛の診断を行います。

今回は追加羽毛の例です。




ピンクのふとんは全体的に羽毛が薄くなっています。

120グラムほど全体的に追加羽毛します。





白いおふとんは合い掛けとしてお使いのものです。

真中の列の羽毛が特に薄くなっています。偏りです!

古い作りのため 羽毛の投入口から羽毛が横へ移動してしまいます。

根本的には側の交換が必要ですが、

今回は真中の列に30グラム、端の列に10gずつ追加します。








次はリフォームの例です

診断は写真が撮ってありませんでした。

絹交織の側地、ハンガリーハンドピックの表示がある羽毛です。

息子さんがお使いなので、汗などで汚れが激しく、

さらに、絹を使っているため側地に痛みが多く側交換のリフォームをします。


丸洗い(側ごと洗う方法)から戻ってきた羽毛ふとんから羽毛を取り出します。




羽毛の状態です。

ハンガリーハンドピックの表示どおりでしょうか?







こうして全部取り出します。

取り出した羽毛は1400gありました。

パワーが少し損なわれてきていますので、

追加羽毛を100gして全部で1500グラムで仕上げます。




工場から届いた新しい側地に羽毛を投入します。


側地は60番手超長綿、綾織、ソフト加工の柔らかくしなやかな側地です。





仕立ては立体キルトですが5列5段に特別仕立てに致しました。








計測器を見ながら2グラム単位でひとマスごとに羽毛を投入します。


襟元、足元を多めにとのご注文があります。















投入後、出来上がりを確認して、投入口を閉じます。








出来上がった羽毛ふとんです。





膨らんでいます。



ネームに製造日などを記入します。





保証書や側の説明書などや補修布を付けます。







後日の為に〈お仕立明細書〉を作ります。






ケースに入れてお届けです。

(側地のクラスによってつかない場合もあります)












このおふとんをお使いになる日はまだまだ先ですね。

いい眠りができますよ!       おやすみなんしょ




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