今日のお客様；腰痛と寝姿勢；

ご夫婦で枕測定にご来店いただきました

ご主人様がヘルニア持ちで、寝ることが辛い！とのことです

さっそく測定；ご主人様は身体が大きくがっしりした体格、しかもS字ライン

体系的にはほとんど問題ない姿勢です

背中とお尻の線も真っ直ぐです

頚椎の凹みが４センチ、膝裏が７センチありました

枕は基本が低いタイプ、パイプ素材で頚椎の傾きを調整しました

首の傾向きができたことでとっても具合がいいとのことです

奥様もS字ライン、もともと問題が少ない人でしたから

低いタイプの枕で微調整で済みました

枕の測定が終わってからご主人様の寝姿勢と寝心地を調べさせていただきました

仰向けで長く寝ることができまない！

横向きもしばらくすると腕がしびれたり、腰が痛くなってくる・・・・・・

膝裏の凹みが７センチも気になります。

腰のへこみは３センチ以内ですから、それほど問題はないはずです

快圧敷ふとん、シグマを体験していただきました

寝るなり｢ああ、これは気持ちがいい！」

｢からだがとっても楽な気がする」

と、喜んでいただきました。

さっそくご購入のお話になったのですが、ご主人様は身長が高く、ロングサイズの敷ふとんでないと

お休みになるには不都合ということになりました。

当店ではシグマのロングサイズも用意できます。

特別仕立てで西川につくってもらったものが問屋さんにありますので・・・・・もう少しお待ち下さい。

それまでの間、お試しに当店の貸し出し用シグマをお使いになってください。


とお渡しいたしました。


それから４日後、お客様がご来店いただきました。

実は寝てみたところ、やわらかさが気になり、お尻が沈み、腰が痛くなってしまった。

とのことでした。




買っていただく前で、本当によかったと思いました。

腰が悪い方のおふとんは｢本当難しい！」からです。

一瞬の寝心地と長く横になった時の反応が違ってくる場合があります。

特に、今回のご主人様のように｢がっしりタイプで身体が大きい人」には難しいですね。

基本的には「かため」がいいのでしょうけど、人によって様々です。



今回はシグマの購入は断念されましたが、またご相談してください。

腰痛専用の敷ふとん、｢ヘルスロール」もあります。

また冷え性とのことですから、体を暖め、体の調子を整えてくれる｢健康敷;ダンクリニック」もあります。



以下に腰痛とおふとんとの関係をまとめて見ましたので、参考にしてください。


腰痛の種類

　　 腰痛には筋肉由来の緊張製腰痛と、鈍い痛みを伴う慢性の腰痛がある。

筋肉を原因とした緊張製腰痛は長時間同じ姿勢を続けるなど、

過度なストレスを強いられ筋肉が緊張することで引き起こされる腰痛である。

筋肉などにストレスが掛けられることで、常に交感神経が優勢になり活発化し

緊張を強いられた結果、余計な他の筋肉などに力が入る。

すると崩れたバランスを調節しようと腰の筋肉に負担が大きくなり、腰痛が発生する。

慢性型腰痛は、腰に日常的に継続した鈍い痛みのあるものである。(出典:Wikipedia)



腰痛と人類


　 腰痛は人類が四足歩行から二足歩行に進化した代償だといわれています。

四足歩行では筋肉にかかる上半身の重さが四足に分散され

腰に負担をあまりかけずにすんだのが、二足歩行に進化した為、

腰に上半身の重さがかかるようになり腰痛に悩まされるようになったというわけです。


腰痛と「寝姿勢」

　　もし朝起きた時に｢腰に違和感があったり、痛み」がある場合は寝姿勢が大きな原因といえます。

我々は普段起きているとき、無意識に重心をいろいろと変え、腰の負担を軽くしてます。

布団の上での「寝返り」も同じことで、楽に眠れる姿勢を探して体が無意識のうちに布団上で

横向きやうつ伏せになります。

布団の上で何度も寝返りをうちながらその時々の自分に適した眠りのポジションをとっています。

ただ、何かのバランスが崩れ、布団の上で「寝返り」がうまくできなくなったり

「寝姿勢」がうまくとれないことはよくあります。

そして、その結果、腰痛が辛くなってしまいます。


そのような時は、「寝姿勢」を補助する寝具（布団や枕）が必要になります。

今回のお客様もやはり敷ふとんが合わないことが考えられます

枕については今回のオーダー枕でかなり改善されたと思いますが

敷ふとんはもう少しお試しして探していただくことになると思います

今は板の固いベッドの上におふとんをお使いとのことです

新しいおふとんに替えるには勇気が要ります

あわてず、ゆっくり探していきましょう

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