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もめんふとんリフォームのご案内 その2 [もめんふとんとリフォーム]

もめんリフォームのその2です










打ち直しの工場で元の状態に戻され、玉綿になりました。




ここからはおふとん作りの職人の技になります




まずおふとんの側を用意します。

今はほとんどがサテン織の綿100%の生地が使われます。

巾105センチですから、シングルの敷ふとんはそのまま使います。


大きさに縫いあがった側地を下に引いて、玉綿を広げて重ねていきます。












薄く打った玉綿を広げて重ねていきます。

この重ね方によって寝心地が変わります。

また古い綿は状態によっては厚さが不ぞろいの為

職人の技が必要になります。










ご覧のように真ん中が高くなっているのがお判りになるかと思います。

いわゆるかまぼこ型にして、人が休んだ時、支える厚さを加減しています。











周りの綿を巻き込んで、敷ふとんの形になってきました。


中厚になっていますね。














下に引いてある側地で重ねた綿を包みます。











隅まで綿が入るように仕立てています










綿が入った状態

真ん中が高く端は低くなっています

さらに上側と下側も違います。

下側は平らになっています。

からだを載せる上側はかまぼこのように盛り上がっています。

からだを受け止めからだの状態に対応して重さを分散するようにします。


今盛んに言われている、体圧分散を昔のもめん綿敷布団もしていました。



だからお使いになるときには、上側と下側をきちんと分けてお使い下さい。ね。

これは座布団でも同じことです。

















最後におふとんのくけ口を縫い合わせ、さらに綿が移動しないように

おふとんと綿を綴じます。

長い針が必要ですね。ふとん針という・・・・・・












出来上がった敷ふとんです

綴じ糸の結び目があるほうが、上側です。

念のために・・・・・・・























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