緊急連絡、羽毛ふとん偽証について

朝日新聞、当店愛読新聞です

５月７日

朝刊を開いて驚き！

羽毛布団の不祥事！

産地証明書があるのに羽毛布団に

格安羽毛を混入していた事件

でも、問題は低価格競争による

商品偽装です？

三菱自動車でも問題になった偽装

以前は赤福や大手の食品会社が偽装問題を起こしました

食品では廃棄処分のはずの食品が大手を振って

横流しされていたこと・・・・

今の日本産業は瀕死の重傷です

当店羽毛ふとんは、手作りの羽毛工房が主流です

当然、羽毛布団を作るときはスタッフが

１枚１枚手作りしていますから

低レベルの羽毛が混入していれば

手触りですぐにわかります。

また羽毛原料を供給してくれる本部は

徹底した羽毛管理をしていますので

羽毛混入の心配は一切ありません。

次に当店が扱うメインの羽毛ふとんは

西川リビング社です

西川３社の中でも羽毛管理が徹底している

直営工場を持つ西川リビングの羽毛ふとんです

たまたま、本日は西川担当の問屋が来店しました

さっそく、この話題です

当店が扱っている西川リビングの羽毛ふとんは

大丈夫ですか？ときつめの質問？？？？

品質番号が１３で始まる羽毛ふとんは

すべて商品部の羽毛ふとんです？

つまり、直営の工場で作った羽毛ふとんということです。

今年の２月にわたくしが見学した西川リビングの

直営工場は近江工場でした

徹底した製品管理と製造ラインが

できていてさすがと安心できる工場でした

羽毛原料はほとんどが海外からの輸入です

大きな塊に梱包されたロットで積み上げられていました

その一つ一つの羽毛を西川専用の検査室にて

混ざり物がないか、ダウンパワーは正しいか

羽毛の洗浄はきれいにできているか

毎回チェックをしているとのお話でした。

それを見ていましたので、きょう問屋の話した

品質表示番号が１３で始まっているかすべて確認しました

その結果当店で扱っている西川リビングの羽毛ふとんは

すべてが１３で始まる番号の製品でした

税込１９８００円でお売りしている羽毛ふとんも

きちんと１３番の番号がついていました。

５月８日西川リビングホームページに

本社からこの件に関する説明が明記されています

下記、ページを参照ください

http://www.nishikawa-living.co.jp/important/caution_umou.php

私が見てきたことがきちんと書かれています

さすが日本を代表する寝具メーカーですね

いささかも、動じるところがありません。

「西川でよかった！」とまた言いたいですね。

以前このブログで【西川リビング】を取り上げたことがあります

今でも当ブログ内で検索№１になっています

消費者の方も西川には興味があるようです。

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偉そうなことは言えませんが・・・・

安売り競争が起こしている日本経済への影響は計り知れません

いいものを適正価格で扱っていた

多くの寝具問屋が廃業、もしくは倒産していきました。

本当に悲しい出来事です

歯を食いしばって頑張っている姿を見てきただけに

ただ価格だけで判断される世の中は

やはり歪んでいるといわざるを得ません

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でも、安いに越したことはありません？

だから安いものは低品質商品でいいのではないでしょうか？

先日、私は贅沢と「いいもの」は違うと明言しました。

ぜいたく品は趣味の領域になりますので

価格に糸目をつけないところがあると思います

世界でも希少な天然素材を用いた寝具などは

寝心地よりもそれを使うステータスが大事なのでしょう

しかし、いい寝心地を与えてくれる「いいもの」は明らかに違います

人がいい人生を送り、豊かに生活するための必需品になります

いい眠りができる寝具は贅沢でなくても必要です！

粗悪品ではこの必要な睡眠は得られません！

でも粗悪品は低価格です！！

誰もが購入できるレベルの商品になっています

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問題はいいものと偽り、いい生活を保障したように

見せかけ、お安いよと誘う販売にあります。

いい眠りを求める多くの消費者が

少しでもお安くいいものを求めるのは

当然の願いです。

そこに偽証を持ち込んだ業者は徹底的に責任を負うべきです

「やったもの勝ち」がまかり通るような寝具業界は

やはり歪んでいます

日本経済を成り立たせる根本が揺らいでしまっては

若い人の未来は閉ざされてしまいます・・・・・

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われわれ寝具専門店は

商いが少品種少ロットです

一品ずつ手塩にかけながら販売しています

大量仕入れ、低価格販売は一部のふとん屋だけの世界であり

多くの地域密着の専門店はそのようなことはできようがありません

いい問屋、いいメーカーとのお付き合いを大事にしているからこそ

皆様に本当にいものを少しだけお安く提供できるのです。

消費者の皆様も目を見開いて商品知識を学び

ご自分たちのためにお布団を選ぶことが大切です

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今回朝日新聞が投げかけた問題提起は

実はすでに何年も前から指摘されていたことであると

明記されていました

寝耳に水のわれわれ専門店に知らされていない

閉鎖性の体質は、「日本を眠りで元気にしよう」という

快眠ひろばの理念から遠くにあると感じました

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真剣に取り組み、頑張っている専門店「ねむりや」があることを

皆様にご理解いただいて、いい羽毛布団を

購入されることを願うばかりです

5月8日の朝日新聞には追記が載っていました

産地証明さえもすり替えがあると書かれていました。

以前日本画壇の【日展】が朝日新聞によって

選考基準や作品評価などで問題があると報じられたことがありました。

営利団体ではない、純粋に【美】を追及しているはずの？

芸術の分野まで闇があると　多くの人が驚いたはずです。

体質改善を余儀なくされた【日展】はいまはどうなったのでしょう。

寝具業界もこれを機に体質改善されることを

せつに願うばかりです。

このブログはわたくしの個人用のブログと重複しているところが多くあります

小池ふとん店としての正規のブログにも紹介しました

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